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日刊自動車新聞にて当社の取り組みが掲載されました。

2021年8月11日付け日刊自動車新聞にて当社の取り組みが掲載されました。掲載誠に有難うございます。

 

日刊自動車新聞電子版

日刊自動車新聞紙面

樹脂製部品修復技術の確立目指すティークラフト 窒素ガスプラスチック溶接システム活用 修理代を抑制

 

車体の軽量化などにより自動車部品への採用が加速する樹脂素材。車体整備事業者のティークラフト(田中郁雄社長、愛知県岡崎市)は、樹脂製部品の修復技術の確立に向けて窒素ガスプラスチック溶接システムの販売に注力する。アメリカの樹脂部品補修用溶接機メーカーであるポリバンス社の日本総代理店として、窒素ガスシールド溶接機をはじめ樹脂製部品の補修用機器や工具などの販売を約2年前に始めた。部品の交換よりも修復することで修理代を抑制できるなどの利点を訴え、補修ニーズが高まると見込まれる樹脂製部品の修復技術の確立と普及につなげる。

電動車両の普及に伴い、樹脂製部品の採用比率が高まると予想される。樹脂部品は事故などにより損傷した場合、

アメリカでは修復することがスタンダードとなっているが、日本では交換が主流とされている。

ポリバンス社の樹脂製部品の修復技術は約40年の歴史があり、同社の窒素ガスプラスチック溶接システムは2006年ごろに製品化した。

同社が取り扱うポリバンス社の樹脂製部品の補修システムは、溶接機や溶接材料、専用工具、接着剤などを用いる。樹脂の種類を識別し、推奨される修復方法に沿って修理を行う。短期間で樹脂製部品の補修技術を習得できるよう、2日間のトレーニングシステムなどの教育プログラムを用意する。機材は整備機器商社や塗料販売店などの代理店を通じて販売し、溶接機は延べ70台販売している。車体整備事業者に加え、損傷したバンパーを修復して販売する狙いで、リサイクル事業者からの引き合いもあるという。

田中社長は「樹脂製部品の修復技術を習得することで、特色のある車体整備工場としてアピールできる」と話す。修理費用の抑制は、自費修理だけでなく、保険修理でもメリットがあり、DRP(損保会社からの入庫誘導)の拡大にもつながる。また、部品の検索がなくなることで作業時間の短縮も図れる。これらの利点を訴求することで樹脂製部品の修復技術を有する技術者を増やし、樹脂製部品の修復技術の確立を目指す。

問い合わせは同社ポリバンス事業部。☎=0564―28―5319(名古屋)

 

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