浴室乾燥機パネル修理 ABS樹脂溶接
浴室乾燥機パネルの修理依頼になります。リフォーム会社様からのご依頼になります。脱着により損傷させてしまったようで、この製品は、製廃品だそうで、代わりの製品を新品で代償すると30万円程かかってしまうのでなんとか修理が出来ますでしょうか?とのことでした。仕上がりは、どの程度になるかとご質問頂きましたが、わからないように完成させますとお伝えました。大阪から郵送でご依頼くださいました。
取り付け部が取れてしまっていましたが、破片があったのでしっかり修復は出来そうです。
素材はABS
このマシーンで修理致します。
まず裏側を溶接 作業途中画像
表部樹脂溶接 ABSは、溶融温度が105℃の為、樹脂溶接では、熱害による2次損傷が無いように行うことが重要になります。
溶接部平滑に切削
裏面も溶接部切削
樹脂部専用パテを使用し形成 思いの外精密な設計でした。
白サフェーサーを塗装。ドライガイドコートを付け歪抜き2セット
塗装ブースで塗装後 磨き前の画像。 素材色のプラスチック色に調色、艶感を、調整し塗装しております。今回は、ソリッド。
磨きにより塗装肌を平滑にし、元通りのように質感を合わせます。
キャップも取付け出来るのを確認。
こんなに精密なキャップでした。
完成致しました。
丁寧に梱包して発送いたしました。この度は、ご依頼誠に有難うございました。
修理のご依頼は、最寄りのポリバンスNitro-Fuzer®窒素プラスチック溶接機導入企業へお問合せ下さいませ。
この記事へのコメントはありません。