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何故プラスチックを溶接する時に窒素を使用するのか?

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何故プラスチックを溶接する時に窒素を使用するのか?なぜエアー熱風ではいけないのか?

その理由は、窒素による溶接が、より耐性のある修復を可能にするからです。
空気中の成分は、窒素が80%酸素が20%です。空気中の20%の成分が問題を引き起こすのです。
プラスチックをエアー熱風で溶接すると溶融したプラスチックが酸化したり燃焼したりします。溶接部に火が発生することもあります。
火の要素は、燃料、熱及び酸素になります。酸素が除去されれば、火は消えます。

それこそが窒素がプラスチック溶接に使われる理由になります。


窒素の熱風による溶接は、溶接する場所から酸素を除去します。プラスチックは汚染することなく溶融します。
煙も酸化も火も出ません。汚染なくプラスチック溶接が出来ることにより、修理箇所は、高強度の修復が可能になる訳なのです。

バンパー素材ポリプロピレンの母材に専用ポリプロピレンロッドを窒素溶接するデモ画像になります。温度、気流、圧力、角度、そして速度を調整しながら溶接していきます。

母材と溶接ロッドは溶融され一体化されました。画像の溶接ロッドは、顔料無添加素材で、寸法は、幅9.5mm×厚さ1.6mmになります。カラーは、ブラック、ブルー、グリーンナチュラル、オレンジ、レッド、淡い茶色、イエローと選択できます。この窒素プラスチック溶接は、革新的技術である為、修理の幅が格段に広がります。ハイクオリティー&時短を兼ねそろえたプロフェッショナルな技術者への新たなアイテムとなることでしょう・・・。

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