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GTR32のフューエルタンク亀裂修理の考察

GTR32のフューエルタンク亀裂。右リヤメンバーの座面と右タンクバンドの締め付けによりタンクが下から上に押しつぶされ、経年も含め、素材面が耐え切れなく割れる案件。
対策方法は、燃料を抜き取り付けたまま溶接溶接後バンドを外し仕上げる。締め付けた時には、歪まなくなる。
単品作業では、溶接した状態から取付時に無理な力がかかるため、広い面を溶接することで、歪に耐えられる補強。
溶接ロッドは、射出形成品であるため、溶接ロッド自体は、かなり密度は、高いのですが、溶接した層は、積層ごと毎度圧力をかけて押しつぶす作業は、必要。
取付時に耐えられる作業として、繊維質入りの溶接ロッドの使用。(実は、数々の修理で、繊維質なしの溶接ロッドで、夏場再亀裂がおこる再修理がありました。溶接時厚みのある素材は、高温で溶接するとなじみやすいですが、それにともない素材の炭素化が起こりやすいため、シールドガスによる溶接は、粘りを保ちやすい。
押しつぶす作業では、エアーレス溶接機の温度設定を最大にして、窒素溶接機は適温で、シールドガスとして使用する方法も手段にすること良いと思います。
タンク素材は、経年により粘りが減少しているとして、その対策として、溶接ロッドの粘りを圧力をかけて混ぜ合わせ浸透させて、タンクの元の素材に粘りをプラスさせるイメージ。
当時マーチのフューエルタンクは、亀裂発生の為燃料漏れが、リコールになりました。リコール時にメーカー対策としてバンド取付部にワッシャーを入れて対策していました。応用として、バンド取付部に、ワッシャーをいれタンクに無理な力を軽減させる対策も有効です。
また、溶接個所の厚みを最初より広域に厚みを増やす作業も有効。
厚みが薄い燃料タンクは、亀裂箇所と周辺の厚みを増やしてあげると有効。薄膜で圧力耐え切れないものが、厚みを増やすと耐えられます。なだらかに溶接個所を作業をすると完成時の外見は、相違がみられません。

ご参考になれば幸いです。

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